バーチャルロボットで Pepper のタブレットをエミュレート
バーチャルロボットでもタブレットのテストができるようにという挑戦です。
次の方法で実現しています
- Pepper 内部と同じ Web サーバー nginx を PC にインストールして、Pepper 内部と同様の設定を行う
- ShowImage などをまかなう ALTabletService が バーチャルロボットにはついてこないので、これと同名のサービスをオリジナルで作ってサービスに登録、各メソッドを PC 内部で動かすよう独自実装する
- タブレット画面はとりあえずブラウザーで代用。将来、より洗練された方法を検討
- qimessaging はゲートウェイサービスが動いていないと使えないようなので、これも PC 上で稼働させる。
まずは Mac で実現させています。他のプラットフォームも各種依存するソフトのインストールの手順さえわかれば対応可能かと思います。
とりあえず ShowImage, loadApplication ボックス、 loadUrl での特定の URL の読み込みなどできるようにしています。qimessaging API も動きます。ALTabletService からのイベントにはまだ対応できていません。ページを開く処理が要求されるたびに新しく ブラウザーのタブが開かれるなどまだまだ改善の余地はありますが、まずはコンセプトとして公開します。
提供ファイルの「インストール手順」に従い設定、「エミュレータ起動手順」に従いエミュレータを起動、起動できていれば、バージャルロボットでタブレットサービスを使ったアプリを実行してもエラーになりませんし、showImage ボックスなどはブラウザーが対応します。
開発と言える開発はまだしていません。とりあえずセットアップ方法を導き出すまでやってみたということで。
一つのアプローチとして参考にしていただけると幸いです。また開発部分助けてくれる方いれば歓迎です。